感性 

2020.08.26

先日プライベートで小さな演奏会を企画していただいた。
今の状況を心配して下さる存在がある事の心強さよ。

琵琶と声を使い、この日は敢えてチャレンジを試みた。
オープニングに”かみともにいまして”をアカペラで歌い、
競馬好きなお客様のために
寺山修司の”涙を馬のたてがみに”を朗読。
現代語訳”平家物語”に音を付けた曲も
古川日出男さんのシンポジウム「最初の20年」で演奏して以来だ。

そして
”原爆許すまじ”の詞を琵琶歌にした曲と
寺山修司・作詞の”戦争は知らない”を琵琶でアレンジした曲。
(この日は8月6日が近かった)

定番の”耳切れ芳一”や”祇園精舎”も演奏した事を付け加えるが、
最後は故郷に帰れない今年の夏を思い
”帰ろかな”(永六輔・作詞 中村八大・作曲)で締めた。

それぞれに選んだ理由がある。
そしてその曲を、言葉を、放ちたいと思う自分がいる。
それでいい、と思える夜だった。


「気丈でいながら柔らかな感性」。
翌日お客様から昨夜の印象が届き、
”あれでよかった”と今一度心の中で頷いた。








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投稿日: 2020年8月26日 @ 11:34 pm