この人が出ていると、つい見てしまうし見たくなる。そんな俳優が何人かいる。石丸謙二郎さんはそんな一人。

いつも聞いているラジオ番組に石丸さんがゲスト出演。つかこうへい事務所で過ごした5年間について「その後の何十年に匹敵する程濃い時間だった」と回想。つかこうへいというとてつもない才能に出会った事も才能に違いない。

最近、山に関する著書を出したという。大分出身で山が近くにある事が当たり前だった石丸さん。上京した当時、山のない東京が不安で仕方なかったそうだ。私の中にある山の風景は小学校時代を過ごした高松の屋島。屋根のようなカタチののんびりとした佇まい。数年前に高松を訪れた時、屋島がそこにある風景に安心感を覚え、とても温かい気持ちになった事を覚えている。子供の頃には決して気付かなかった感情だ。私は転校が多かったので、屋島が原風景とまではいかない。だから生まれ育った故郷に山があり、共に過ごして来た人がうらやましい。例えば、富士山が常にそこにある中で育った人は、富士山に抱かれる幸いが必ずあるように思う。

琵琶の演目にも山が登場する。白虎隊の飯盛山や西郷隆盛が自刃した城山、雪中行軍遭難事件の八甲田山。あぁ、やはりどの山の風景も悲しいのだなぁ。琵琶には悲哀がつきものなのだ。

あなたに山はありますか?それはどこですか?

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