ライヴ、無事(?)終了です。

昨日は木枯らし1号が吹く肌寒い日でした。
そんな中、下北沢までいらしていただいた皆様ありがとうございます。
 
合戦ものではない曲を、ということでまずは「春の宴」を演奏。
今は秋なのになぁ、と思いつつ私が知ってる古典の中では唯一優雅な曲なのである。
題材は「源氏物語」で宮中の華やかな宴の様子を唄った曲である。
実は今まで、この曲を最後までちゃんと演奏するのは避けてきた。
特にストーリーらしいものはないし、弾く手も激しい部分が少ないのでお客様を引き込むのは難しい
と思ったからだ。それは私の実力のせいもあるのだが…。
今までも聴いたことがある人は“こういう曲もあるんだ”と興味をもって聴いてくれるかもしれないが、
始めての人はどうなんだろうか?とにかくこの曲ももっともっと鍛錬が必要である。
そしてこのライブの目標であった「静」。朗読をしてくれた友人と話し合い、静と義経の吉野での別れに
焦点を絞ろうということになった。
しかし別れのシーンだけいきなりやっても何も伝わらない。
そこで二人がどうやって知り合いどんなに絆が深かったか、ということを朗読でお客様に伝えること
にした。二人の関係性が明確になってないと吉野での別れも際立たない。
その朗読を受けて私の琵琶である。今回は西條八十が書いた“静御前”を参考にして曲をつけてみた。
私なりに、静の一人残された悲しみや捕らえられ鎌倉に送られた悔しさなどを琵琶の音にのせた。
悩んだのだが静を語るには外せないうたなので、あの有名な“しずやしず~”の歌詞も加えてみた。
聴いてくださった方にどこまで伝わったか分からないが、今後もう少し手を加えもっといいものにしていきたいと思う。私の大好きな題材だけに大切にしていきたい。
そして「祇園精舎」。義経や静の人生にもこの歌は当てはまると思うので、最後の曲に選んだ。
この「祇園精舎」もいろんなバージョンを考えて、新鮮に聴いていただけるものにしたい。
もしくは「やっぱりこれが必要」と思っていただけるような恒例の曲にしたいとも思う。

 

次回は来年になると思うが、また試行錯誤をしながらやっていこう。
少しずつでも、是非琵琶を聴いたことがない方に足を運んでいただきたいっ!
どうしたら興味を持ってもらえるのか?私のチャレンジは続く……。
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